顧客向け付帯サービスは様々な業態で事業展開される元請け各社の顧客の囲い込みや「会員」の継続加入を維持する為、会員満足度の向上や同業他社が付帯展開するサービスコンテンツとの差別化が主たる目的です。

特典要素の高いコンテンツとなりますが決してそれ自体が表立つものではありません。

通常のライフスタイルにおいて、当該コンテンツは極めて発生頻度が高いものでは無いではありません。

各顧客(会員)向けサービス付帯の加入タイミングや有償・無償の条件は様々であり、万が一の不測の事態に備える「安心」をご提供する「保険」的な意味合いを持った“裏のサービス”とご認識いただくことが正直なところです。

言わば、緊急駆付けサービス及び、コールセンター受託サービスは各事業運営会社向けのOEM商材と位置付けられます。受託側は各事業会社の裏方として、顧客から照会される状況に応じた駆付け出動やお電話口での適切なアドバイスをご提供することを展開しております。

現状、主に不動産関連の管理事業との親和性が高く、分譲系、賃貸系を問わず、居住者を対象として概ね、平準化された付帯率の高いコンテンツとなりました。

鍵を紛失したなどの鍵トラブル、蛇口の水漏れや排水管の詰まりなどの水まわりトラブル、ガラス割れのガラストラブルのいわゆる「三大」駆付けサービスに加えて居室内の電気設備工事、一次的なガス設備トラブルが追加ラインナップされ、新たな5つのサービスコンテンツが平準装備となりました。

今、求められているコンテンツとは

平準化されたラインナップ以外に室内建具の不具合改修工事や居室内木部の大工工事などの小修繕工事、フローリングや壁のキズ・穴を補修するリペア補修工事などの新たな需要が高まってきました。

但し、建具関連補修工事に関しては応急処置を含め、2次的な改修工事を展開出来る専門スタッフや多能工スタッフが年々、減少傾向にあり、ご依頼(引き合い)が増加するほどに我々としては専門スタッフの確保や後進の育成など新たな課題が露呈していることが非常に悩ましい現状です。