分譲マンションや戸建て住宅の外装、外構工事等を除く内装改修及び、不具合箇所のピンポイント小修繕工事の需要が
年々、増加傾向にあります。
近年のリノベーション、リフォーム志向の高まりや各種補助金活用の推進からリフォーム業界全体が活況を呈しています。
但し、材料費、燃料費、人件費等の高騰を受けて益々、受注価格が右肩上がり推移しています。
高額リフォーム需要へ人員が割かれ、修繕対象が小範囲且つ、低予算リフォームに関しては充分に施工体制が確保できず、後回しとなる傾向があります。需要自体が蔑ろにされている訳ではありませんがなかなか担い手がいないことが悩ましい現状です。
生活者目線においても、さして、緊急性が高い改修工事ではなくとも可能な限り、早めに着手したいと思われることは当然のことですね。
建具関連事業者の廃業や内装事業者の専門重視志向、内装系大工の高年齢化と課題は深刻化していますがこの需要期を商機に変えるべく、各スタッフの「多能工化」を推し進めていくことが業界全体の課題となっております。