マンション居室内の外に面した壁に設置されている「給気口(レジスター:外気を室内に補給するための装置)」に関する様々なご相談、ご依頼はさほど頻度は高くありませんが年間通して一定割合あります。
形状は丸または四角タイプです。凡その製品はプッシュ式の簡易的な操作で給気(通気)を目的としています。
トラブル事例としては、「押し込んだ状態で戻らない!」または「押し込めない!」その他「装置自体が脱落した!」「古くなったので新品に交換したい!」などが挙げられます。
基本的には給気装置本体の交換となります。場合によっては機能が復旧することもありますが概ねは同型の製品を交換するかもしくは後継製品の交換をご提案させていただきます。
稀に同型、後継製品が無い場合は他社製の汎用型製品で交換させていただく場合があります。メーカーによって製品サイズが若干異なることから設置面のクロス退色が目立ってしまうこともあります。小さなサイズから大きなサイズへと交換される場合はクロス退色部を覆い隠すことが可能ですが交換製品が従来製品より小さくなる場合はスタッフへ事前に確認することお薦めします。
装置の機能は簡易的な仕組みもあれば、機械式開閉調整できる機能を備えた装置もあります。またフィルター式の花粉対策を備えた製品もあります。
竣工時に脱落防止や気密性保持を目的として接着強度の高い硬化剤(ボンド・モルタル)で設置固定されている場合があり、本体取外し工事に手間取ることも多々見受けられます。
結果、簡易的な工事とは言え、「斫り(はつり)」を含め、数時間を要することもあります。
凡そが樹脂製品の為、部分的な交換ではなく、本体自体の交換となります。
ある程度は消耗、劣化する設備(装置)として認識ください。